年長男児が、砂場にせっせと水を運んで、大きな池づくりをしていました。
ベンチを裏返して、樋のかわりにしたり、声かけあってバケツリレーをしたり。
面白そうだな、と思う反面、他の子たちは遊べないな、どうするつもりだろうと。
「楽しそうだね!でもさ、砂場はばら組(年少)さんがよく遊ぶけど、これじゃ遊ぶところがないね」と問題提起。
少し考えた年長児は「じゃ、ここを半分にして使うところを分ければいい!そうしよう!」と 池づくりから、砂場の池を半分戻すプロジェクトに変更!
境目になるところに、砂を運び、池状態になっているところを埋め立て作戦。そもそも砂場が水だらけなので、砂場の外から砂集め。
普段、砂場の砂は、砂場から出して遊びがち。子どもたちは「こんなに砂が外に出ているじゃん!」と気が付いた様子。
砂場の池を埋め立てプロジェクトは、園庭に運ばれた砂集めプロジェクトに。
それを見ていた、年少さんたちも真似してせっせと砂集め、埋め立て作業。
その埋め立て完成間際、「先生!事件!!!」と呼ばれて行ってみると、他の場所で水漏れ発生!!!
そこでは、あふれ出る水をせき止めようとせっせと砂集めしていました。
偶然にも同じ時間帯に、水と砂の作業が二か所で勃発してました(汗)
結局は、散水栓が緩んでいたのでそこを止めて解決でしたが、水びたしになった園庭を一生懸命元に戻そうと 年中児を中心に頑張っていました。(写真は撮れませんでした、、、)
自分たちの遊ぶ場所は、みんなのもの。自分たちの遊び場を守ろうとすることは、自分の遊び場を大切にすること。
この日、たまたま同じ時間に起きた出来事でしたが、子どもたちが自分たちの遊び場を大切にしていることがよくわかった出来事でした。
せっせと、砂運びを手伝ったおかげで 私は筋肉痛になりました・・・
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