今までも野菜作りやチューリップの栽培などを実施していましたが、昨年度より園芸部門のアドバイザーとして卒園生の保護者である山下さんに幼稚園の自然環境づくりをお手伝いいただいております。
作業をする際には出来るだけ子ども達のいる時間に行っていただき、自然な形で触れられるように・・・
「虫がいるよ!」「なんでこのお花は取っちゃうの?」「このお花もらっていいの??」と質問攻め(笑)
興味津々で作業を見つめています。
自分達で野菜も育てました。
冬には「小松菜」「サニーレタス」「こかぶ」を育て、皆で少しづつ持ち帰りました。
スナップエンドウ
サニーレタス
普段、野菜を一切口にしない子が自分達で育てた野菜は「食べてみる」とチャレンジしたり
「僕の家族はパパとママとお兄ちゃんがいるから一つだと足りないんだけど・・・」なんていうかわいい会話も生まれたり。ちょっとしかおすそ分けできなくてごめんね~。
去年の夏は、野菜の苗を植えた後、お家で食べたメロンの種を植えてみたいと持ってきた女の子がいました。植えてみると・・・
こんなにたくさん芽が出たけれど、残念お花は咲きませんでした。
「やってみたい」のチャレンジ精神が大事だね!
さて、今年の野菜は何に決まったのでしょう??
今年はメロン、すいか、とうもろこしに決まり☆おまけで第四希望のプチトマトも加えました。なかなか育てるのが難しそうなラインナップですが、子ども達は「これがいい!! 」との事で、園としても初めてのチャレンジをしてみる事にしました。
上手く育ったらいいな。皆で食べたいね。
この他、春から夏にかけて虫もたくさん見かけるようになりました。
「ダンゴムシは暗い所にいるよ」「これはメスだよ」と友だちとの関わりの中で得た知識を披露してくれます。また、得た知識を使って実際に体感する事で「本当だった!」と確認する姿も見られます。
子ども達は自然との関わりの中で、愛着を持ったり、不思議さを感じたり、疑問を持ったり、感動したりと様々な気持ちを感じています。私たち保育者も子ども達に共感したり、どうしたらいいのだろうと考えたりしながら一緒に自然との関わりを楽しんでいます。
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