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おたのしみ会



年長クラスでは、自分の好きな事や得意な事を披露するお楽しみ会を今週に控え、準備が進められています。

今年は「けん玉」「アイドル」「紙芝居」「運動」「制作」「音楽」というラインナップ。

進行係の「司会」と幕間にピアノを弾く「ピアノチーム」もいます。

どのチームも自分の意見を主張したり、違う意見を聞いたり、時には意見が合わなくてぶつかったり、そんな様子を見て仲介する子が出てきたり・・・。一つの活動を作り上げるために、様々なドラマが生まれています。自分の意見を主張する子にはそれなりの理由があって、それに反対する子にも理由があります。5歳、6歳の子どもたちですが周りで聞いている大人たちも「なるほどね」「確かにそうだよね」と思う理由を述べるので、周りをよくみているなぁと感心する事も多いです。

意見が割れた時には「どうしようか?」と問いかけます。相手の意見を聞いて「いいね!」となる時もあれば、頑なに譲れない事もあります。意外とあっさりじゃんけんで決まる事も(笑)

先生たちはじっとその様子を見守ります。どのタイミングで間に入るか、もう少し見守った方が良さそうか・・・

先生たちが仕切ってあれこれ決めるというよりは、仲間の一人として一緒に考えたり、時にはアドバイスをしながら子どもたちが頭と体を使って考えて形にしていく姿を支えていきます。

嬉しい、悲しい、悔しい、もどかしい、楽しいなどなど色々な気持ちを感じる経験を奪わないように。

本番そのものの完成度よりも、作り上げる過程での経験を大切にしたいと考えます。








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